新型コロナワクチンの追加接種(=3回目接種)が2021年12月1日から始まり、追加接種完了者は全人口の半分を超えました※1。追加接種に関する情報を確認しましょう。
2 回目からどのくらい間隔を空ける必要があるの?※2
2回目接種から追加接種までの間隔は65歳以上の高齢者と64歳以下の方で異なります。
- 医療従事者、高齢者施設等の入所者、その他の高齢者(65歳以上の方)については、6か月
- 64歳以下の方については、原則7か月(予約枠に空きがある場合には、できるだけ6か月に前倒し)
自治体によっては、64歳以下の方でも6か月の間隔で接種できる場合があります。早めの3回目接種を希望する方は、お住まいの自治体にお問い合わせください。
1・2回目とワクチンの種類が違っても大丈夫?
追加接種に使用するワクチンは1・2回目の接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチン又は武田/モデルナ社のワクチン)を用いることとされています。現時点では、ファイザー社のワクチン「コミナティ」は12歳以上、武田/モデルナ社のワクチン「スパイクバックス」は18歳以上の方に使用できます※3(武田/モデルナ社のワクチンは「COVID-19ワクチンモデルナ」から「スパイクバックス」へ販売名が変更されました)。
政府は「種類よりもスピード」と、できるだけ早めの接種を推奨しています※4。
4回目接種の準備が進んでいます
この記事を書いている2022年4月時点では、2022年5月下旬から接種を開始できるよう準備が進められています。4回目接種は、感染症にかかった場合の重症化予防を目的とする方針で、これまでのように「5歳以上の全員接種」ではなく、対象を絞って実施することになりました。対象者は「3回目接種から5か月を経過する60歳以上の方および基礎疾患のある18歳以上の方」とされています※5。
接種したら、記録と引き続きの予防策を!
接種日が決まったり、実際に接種をしたら、日付を忘れてしまわないように「ヘルスアミュレット」で日付の管理をしましょう。また、接種した場所、ワクチンメーカー、どの番号(製造番号)のワクチンを接種したかを記録しておきましょう。今後ワクチンの有害事象が疑われた時に、自分の身を守ってくれる大事な情報です。
接種が終わっても、引き続き手洗いやマスク、消毒をすることと、人との距離を保つといった予防策を継続しましょう。
参考文献:
※1 首相官邸 「新型コロナワクチンについて」
※2 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A 「追加(3回目)接種は、2回目の接種からどのくらい間隔をあけたら接種できますか。」
※3 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A 「追加(3回目)接種では、どのワクチンが使用されますか。」
※4 首相官邸「3回目接種に関する啓発資料(政府広報 厚生労働省)」
※5 厚生労働省 第82回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード資料
※2022年4月現在の情報を参考に作成しています。
作成:Health Amulet(ヘルスアミュレット)編集部