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新型コロナワクチン4回目接種が5月25日から始まりました。最新の情報をもとに、4回目接種について解説します。
4回目接種の対象はどんな人?
新型コロナワクチンの4回目接種を受けられるようになりました。今までと大きく異なるのは接種対象者が絞られている点です。
2回目接種までは5歳以上の全員、3回目接種は12歳以上全員を接種対象としてきました。個人の感染予防だけでなく、新型コロナウイルス感染症のまん延を社会全体で抑えることを目的としていたためです。
3回の接種に感染や発症、重症化を予防する効果があることがわかっています。一方、時間とともに感染や発症の予防効果が下がってくることもわかっています。重症化の予防効果が長期的にどうなるかはまだ明らかになっていません。
今回始まった4回目接種では、今後の感染が再び拡大する可能性も念頭におき、特に重症化リスクが高い方を対象とすることになりました※1。
具体的には以下の方が対象となっています※2。…
※この続きは新型コロナワクチン接種管理アプリ「Health Amulet」で読むことができます。
参考文献:
※1 厚生労働省「第32回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料」
※2 厚生労働省「4回目接種のお知らせ」
※3 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A資料」
※4 厚生労働省「2022年4月25日 薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会資料」
※2022年5月現在の情報を参考に作成しています。
作成:Health Amulet(ヘルスアミュレット)編集部