新型コロナワクチン、どうやって受けるの? 2021年4月12日時点 その2

OUTLINE

新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まっています。4月からは一般の方でも接種が始まりました。最新の情報をもとに、日本での接種の際の注意点を解説します。

接種の優先順位は医療従事者、高齢者(2021年4月12日時点の情報)

一般の人向けの新型コロナワクチンの接種が、一部の市町村で今週から始まります。接種には、市町村から郵送されてくる接種券を待ちましょう(※(6月21日追記)職域接種などでは接種券が必要ではない場合もあります。ご確認ください)
すでに、新型コロナウイルスと触れる機会が多い、そして新型コロナウイルス感染症と日夜闘っている医療従事者(対策に従事する公務員等も含まれます)には、2月17日から接種が始まっています。今回は、新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすい、高齢者(2022年3月末時点で65歳以上の方)が対象となり、一部の市町村で4月12日から接種が始まります

このメッセージを書いている4月10日時点で、日本で利用可能な新型コロナワクチンはファイザー社の「コミナティ」のみです。このワクチンは、21日の間隔(1回目の接種をしたら、その3週間後の同じ曜日の日)をあけて2回の接種が必要です。

ワクチン、十分あるの?(2021年4月12日時点の情報)

日本の人口は約1.26億人(2020年12月時点)ですが、ワクチンは1.57億人分が確保されています※1。国はワクチンが国中に届くように、ワクチンを製造しているメーカーと契約や基本合意を済ませています。

契約済み
・ファイザー社 1.44億回分(7200万人分)
・モデルナ社 5000万回分(2500万人分)
・アストラゼネカ社 1.2億回分(6000万人分)

ファイザー社のワクチンは2021年内に7200万人分が確保されており、各地に公平、均等に供給されるように国や都道府県で調整されます。モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチンは、それぞれ2月5日、3月5日に日本での利用申請が出されましたが、まだ使用許可が出ていません。

ワクチン接種は筋肉注射です(2021年4月12日時点の情報)

新型コロナワクチンの接種は筋肉注射という方法です。
注射と聞くだけで「うわっ」と思いますよね。過度な不安はワクチンそのものと無関係な有害事象の原因となります※2,3。これを避けるために…

※この続きはワクチン接種支援アプリ「Health Amulet」で読むことができます。

ワクチン接種前の不安を和らげるには?ワクチン接種と無関係な有害事象を避ける方法を学ぼう

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参考文献:

※1 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
※2 WHO「E-learning course on Vaccine Safety Basics」
※3 正しく知ろうCOVID-19「ワクチンって効くの?怖いの? その2 ワクチンの有害事象について」
※4 The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE 「Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine」
※5 FDA 「Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine Frequently Asked Questions」

※2021年4月現在の情報を参考に作成しています。

作成:Health Amulet編集部